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必死の訴え
2年前の夏、自分が21歳の時の話
当時、今の彼女(40歳)と付き合い始めてまだ日が浅くその日はその彼女と初めて泊まり有りでデートをしました
彼女とは遠距離恋愛で、逢うのはいつもお互いの市から車で一時間くらい掛かる、少し大きな市

日中は映画やカラオケで楽しみ遅めの夕食を食べ、ホテルへ

彼女「あ、このホテルがいい!!」

ホテルを選んでいた時、彼女が指を差した
「(ここか…)うん、ここにしようか」

あまり乗り気ではなかったが、ノリノリな彼女を見ると断れなかった

彼女「んじゃあ……この部屋にしよ」

「!…………」

部屋に入り、少しまったりした後一緒にお風呂に入ったり、行為をしたりして夜中1時頃、彼女は眠りにつきましたが俺は起きていました

(あいつ元気にしてるかなぁ…)

見慣れたホテルの内装を見ながら、ふと元カノとよくこのホテルのこの部屋に来ていたことを思い出していました

元カノはバツイチ子持ちで、自分より9歳年上でした

(それにしても、すごい偶然だなぁたくさんあるホテルの中からここを選ぶなんて………)
昔のことを考えているとだんだんと眠くなり、いつの間にか目を閉じていました

プーーン……プーーン……プーーン

どのくらい時間が経ったのか頭の上で蚊の飛ぶような音が聞こえた

(うるさいなぁ……蚊が入って来ちゃったんかなぁ……)

目を閉じながら空を手で払った

ペチャ

手に生温かい感触の手よりも大きな何かが当たった

(ん…なんだ……?)

俺は目を開けた

今思えば絶対見なければ良かったと思う

元カノがいた

ただ、顔がすごかった
焼けただれた…なんてもんじゃなかった

溶けていた

目、口、鼻があった場所は皮膚がドロドロに溶けてくっついて塞がっており至る所から血が溢れていた

「クーーーン……ンーーーン…フーーーン」

蚊は飛んでいなかった
それは元カノの塞がってしまった口から聞こえた
元カノは顔を揺らしながら俺に向かって必死に何かを訴えようとしていた

なぜそれが元カノかわかったのかはいまだにわからないが俺にはわかった

俺は恐怖で体が動かなかった
怖すぎて怖すぎて……
生きてる人間がどうしたらこうなるのか……

と顔を揺らしていた元カノが突然指で口を掻きむしりしだした

グチャグチャグチャグチャグチャグチャ

生々しい音と血しぶきと共に元カノの歯が見えだし…

そして…

「この子を助けて!!お願い!!この子を助けて!!ぐぇぇ!!この子ぐぇぇぇ!!」

口から血の塊を何度も何度も吐き出しながら助けて!助けて!と繰り返していた

元カノの傍らに何かがいた

焼けただれながら、こちらに向かっておじぎをしているように見えたその子供は

頭が体に埋まっていた
「………ひぃ……ひぃ……ひぃぃ…ひ…」
俺はだらしないが、ひ弱過ぎる声を出していた

「お願い!!お願い!!お願い!ぐぇぇ!ぇぇっ!!お願い!!お願い!!」
そう言いながら元カノはだんだんと薄くなり消えていった
(と思うんですが、俺も気絶して、はっきり覚えてません)

後日気になったので元カノの友達に連絡してみました

やはり…というべきか元カノは火事で死んでいました

死に方までは聞けませんでしたが……
俺にはとても苦しんで死んだのだとわかりました

元カノと子供の冥福をお祈りします
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