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都市伝説や怪奇現象 さまざまなウワサを集めたサイト

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H氏の細君の指の話

行きつけの飲み屋の常連客の一人にH氏という男がいた。

普段は人の良い大人しい男で私も何度か親しく飲んだこともあるのだが、
H氏には若い細君がありながらどうにも女癖がよろしくないという欠点があった。
H氏の細君は相当な悋気持ちらしく「やりにくくてしょうがない」というような
ことをH氏は良く愚痴ていた。

何年か前のこと。H氏の悪い癖がでて店の女の子と懇ろになってしまった。
H氏の悪行はすぐに細君に知れることとなり、激高したH氏の細君から店に
電話がかかるということもしばしばであったが、H氏と店の女の子の関係は
だらだらと続いたらしい。ある日、店にH氏の細君から小さな小包が女の子宛に届いた。

たまたま店に居合わせた私は、女の子が何だか気味が悪いというので、代わりに私が
その小包の封を開けた。小包の中には白いガーゼで丁寧に梱包されたH氏の細君のものと
思われる切断された女の小指が収められていた。流石にこれには参ったのか女の子は
H氏と別れお店も辞めてしまい、H氏も店に顔を出すことはなくなった。

何日か前のこと。私はほとんど忘れかけていたH氏と街で偶然再会した。
H氏は女性連れで「Hの家内です」と挨拶したその女性の手には
右手の親指と人差し指の2本しか指がなかった
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家に帰ると玄関の真ん中に、小ぶりで着物を着た表情のない日本人形
あるはずのない「ソレ」は静かに、ただ静かに俺を見ている
なぜかわからないが「ソレ」を俺の全神経が拒絶した
脳で考えるよりはやく体が動いたんだ
1階にある部屋の一室に飛び込み、窓ガラスを叩き割り
裸足で全力で走った、いや逃げた
とにかく逃げた、不良で喧嘩に明け暮れていた男が涙を流しながらただ逃げた

その日、俺は恐怖で家には帰れなかった
友人の家に転がり込み、そんな事を相談すればハブられると思い
打ち明けられずにいた俺に悪友はぼそりと耳元で呟いた

「おまえ、人形なんか抱えてなにしてんだよ」
全身から汗が吹き出る、奥歯がカチカチ鳴る音が聞こえる
今まで気がつかなかったが確かに俺はなにかを抱えてる
カバンを家から持ってきたはずだ
俺が抱えてるのはカバンだろ?
目が「ソレ」を見るのを拒む
緊張感で目が震える
見たいけど「ソレ」を見たら戻れなくなりそうで怖い
涙は恐怖で出てこない

そんな長い長い一瞬の出来事の間に目の前に全身鏡があったのを思い出した
見る気が無いのに見えてしまった
俺が抱えているのは間違いなく、「人形」だった
それも今朝、俺が見た「人形」
瞬間、悲鳴なのか雄たけびなのかよくわからない声を揚げる
無我夢中で「ソレ」を放り出し、また逃げる
友人がなにか言っていたようだが俺の耳にはもう届かない
頭の中はパニックと、「アレ」といままで一緒に居た事実の恐怖とでなにがなんだかわからない

家に帰り、祖母に泣きつく
文字通り泣きついた
顔中涙まみれにして、奇声を上げ、突っ張っていた男が泣きつく
祖母は目を丸くしていたが、俺はもうどう思われようがよかった
ただ泣いた
気分が落ち着いた頃、祖母に今日あった事を全て話した
「~ちゃん、もう大丈夫だよ」
その三日後、祖母が亡くなった

あの件以降、あの「人形」はもう見ていない
友人はなぜかあの人形の話しをすると機嫌が悪くなる
あの後、俺が放り出した人形がどうなったかを聞くと
ただ「うるせぇ」としか言わない
祖母は風邪をこじらせて亡くなったと聞いたが
あの人形が関係しているのかはわからない
ただ、「もう大丈夫だよ」の一言に複雑な感情が込められていたようにも思える
俺はあれ以来「人形」は見ていない
ある女の子の小学5年の時の話
母親が霊感があったらしく、
除霊ほどではないが、印を切っている仕草をたまにしたりしているのを見たことがあるらしい、
自分の母親はそういう能力があるのかしら、と幼いながらに思っている程度だった。
その母親は、般若心経を唱えられるようにその子に教えていたそうだ
5年生だから覚えられるでしょ、と、
何かあったら唱えなさい、だからしっかり覚えるのよ。

母親は、自分とその娘のあなたには霊感があるような事を話し、時に霊に狙われるの、と
その子が怖がらないように説明をしたのだそうで。


学校の研修で5年生全員が県の宿泊施設で数日泊まって過ごす事があったそうだ。

出かける前日、母親が、お守りを渡してくれた、
これが守ってくれるからね

バスで研修に向かう途中、隣に座るクラスの女の子の気分が優れない様だった、
その子とは一緒の二人部屋に泊まる予定だったので、気に掛かる。

施設に着くと、その子はより怯える様になり、
霊感でもあるのかしらと思い、聞いてみると、
そんなの知らない、ただ気味が悪い気がして、と言う

夜になり、風呂も終わって寝る時間になった。
相変わらずクラスメートは大人しく元気がない
楽しい宿泊研修も、落ち込んだ気分のまま過ごしているらしい。

彼女を安心させるため、消灯までの間、
自分の母親の話、霊感の話、そしてお守りの話をしてあげた、
このお守りを枕元に置いておいてあげる、だから安心よ、と。


夜になり、その子はもう眠っているようだ
自分は寝る前に母親や霊感の話をした手前、
妙に神経が研ぎ澄まされて、この狭い二人部屋に緊張が張り詰めているような気がした、
はたまた自分が緊張しているだけか、


やがて自分も眠ってしまったらしいのだが、
隣で寝てるクラスメートが何やらうなされてるようで
その声で目を覚ました、
薄明かりの中、部屋の時計を見ると自分が寝てからまだ一時間も経っていない

隣のクラスメートは上を向いたまま苦しそうに体を揺らしている
何か恐ろしい夢でも見ているのか、
身を起こし、彼女の枕元にあるお守りをその子の手に持たせて胸の上にのせてあげた。
しばらくすると、彼女の息は整い、静かな寝息になった。

それを見て自分も安心して、眠りに付いた。

しかし、寝苦しさを覚えて再び目を覚ました、脚の方が重い、
部屋の空気自体が重く、恐怖で身を起こせない、
自分の布団の上に、何か白いものが立っている、白い着物を着た何か。

私を踏みつけている、そう思うと怖くて何も出来ない、
そのまま自分の上を歩いてくる、苦しい、、、目は開けたくない、怖い。
それは両手を自分の肩の上に乗せてきて、
このオバケに布団の上から羽交い絞めにされるのではないかと恐怖した。

首を傾け、うっすらと目を開け隣のクラスメートを見る、
すやすやと眠っている。助けて・・・

布団そのものが岩のように重い、何も出来ない、
そうだ、お経、、、、

般若心経を唱えようと思った、母が教えてくれた般若心経
声は出せない、だから心の中で正確に唱えた、真っ暗な心の中で一心不乱に唱えた。

依然、布団は重いが、胸の辺りの重みが取れた、
上半身をガッチリ押さえつけていたオバケが両手を退けたのだろうか?

少し安心して真上を向いたまま薄目を開けてみる、
すると自分の顔の数センチの所に、魔女のような顔の老婆の顔があったのだ、
その顔は更に近づく、
全身が震え上がって、般若心経を更に唱えなおそうとした、
が、耳元で老婆がハッキリと言ってきた
 『そんなもの効くかよ』
・・・・殺される!

記憶はそこで途切れ、目を覚ましたら朝だった、
クラスメートによると、夜中に私がえらくうなされていて、怖くて可哀想だから、
お守を握って、この子を助けて、と祈っていたそうだ、
彼女もまたそのまま眠ってしまったらしい。

彼女自身は怖い夢を見ただとか、
お守りを私が握らせてあげた事だとかは全く覚えていないと言っていた
原付で裏山を走ってたら空に 赤い鳥居が2つ並んだ状態で浮いた
赤い鳥居が浮いてるというより宙にぼやけてるって感じ
道なりにその鳥居があったから 走り抜けた


家に帰ってその日は普通に過ごしたが
翌日高熱が出て 、薬を飲んでも病院に行っても 熱がさがらない
母親が、何か最近変わったことはなかったかと聞かれて 鳥居の事を話したんだよ
血相を変えて Aさんに連絡しないと!!!!って電話してた。
Aさんは霊能力のある人だった
Aさんは俺をみるなり、「あぁ、これは相当やられてるね・・・」

家の仏壇の前に寝かされて
Aさんがもってきた酒やら米やらを仏壇に並べ始めて
「鳥居を2つくぐったんだね?」
と聞いてきたからかすかに頷いた

「あんたの先祖に守ってもらうように今から頼むけど
 それが出来なかったらあんたは悪いけど ここで命が切れてしまうよ」
Aさんはなにやら呪文みたいな言葉を唱え始めた
呪文みたいなものが書かれた紙で体を叩かれておしまい。
Aさんが「どうにか切り抜けた。あんたよかったね、 毎年墓参りにちゃんと行ってて」

墓参りだけは欠かさなかったが それが幸いしてたらしい。

Aさんが「次に鳥居を見たらすぐに離れること  絶対くぐってはいけない」
と言い残して去って行った。
次の日、嘘みたいに熱が下がっていた。

母親に、どういう事かしつこく聞いてみたら
・鳥居の数はその人が生きた年数に応じて違う
・雨の日は鳥居は出ない
・俺の家系に関係している
・鳥居をくぐったら8割の確率で死ぬ
母も詳しくは知らないようだが、その教えは今でも守っている
高校の時、長崎へ修学旅行に行った時の話
宿泊した宿がボロで古かった。
原爆落とされた場所という理由で夜、
部屋のグループ数人で怪談話を始始めた(怖いから電気つけたままWWW)

俺はグロサイト等で集めた画像を駆使し中々怖がらす事が出来た。
怪談の途中友人一人が凄い叫び声をあげ壁を指さした。
壁には体を固定され?首を一心不乱上下左右に振り回す、
真っ黒な人の形のような物体があった。

皆部屋から逃げた。
先生に言い、先生の部屋で寝かせてもらったが眠れるはずがなかった。
今でも一心不乱に首を振り回す霊を忘れられない。
体を固定されいつまでも苦しんでる状態で念として残ってると思うと切ない
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