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シンデレラ 2

シンデレラをいじめた異母姉たちは、王妃になりたいがために、痛みをこらえて悪戦苦闘し小さな靴を履こうとする。その苦労たるや惨たんたるもので、どうせ王妃になれば歩く必要もないのだからと言って、姉はナイフでつま先を切って、妹はカカトの一部を切り落としてしまった。

そのため、どうにかこうにか履くことは出来たが、足が血まみれで、痛くて歩くことなど出来やしない。事の始終を見ていたハトはこのことを王子に告げる。その上、姉たちは婚礼に随行する途中で、ハトに目をえぐられて失明してしまうのである。シンデレラはと言うと、当然の報いだとばかり微笑むだけである。これは善良でない人間には、神様は罰を下すのだという教訓らしい
・・・・・・・・・・・・・
シンデレラ 3

シンデレラは継母に耳打ちした。 「靴が小さすぎて、足が入らないようです。とにかく靴の中に足が入ってしまいさえすれば、お義母さまもお義姉さまたちも、今後いくらでも贅沢な暮らしができるのです。この際、足の指や踵(かかと)を切り落としてしまっても、王太子妃の地位を手に入れるべきです。」 まさに悪魔のささやきである。

彼女の言葉は、既に頭の中を野心で充たした状態の継母の心に、すんなりと入り込んだ。 継母は、靴と悪戦苦闘を繰り返す娘を呼び返した。既に狂気を孕んだ母親の目を見て、義姉は嫌な予感を感じた。 「足が靴に入らないんだったら、足の親指を切り落としてしまいなさい。お妃になってしまえば、もう自分の足で歩く必要もないのだからね。」
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ドンドンドンドン・・・・

真夜中だというのにウチのアパートのドアをずっと叩いている者がいる
私は返事をせずに居留守を決め込んでいた
おそらく婚約の約束をしたA子だろう
私は遊びのつもりだった
私には他にもB子もいるが、もちろんそちらも遊びだ

「子供が約束するときに行う【指きりげんまん】。これは昔の遊女が客に小指を切って渡してたことに由来している。遊女は、嘘を交えて客を誘惑するため、なかなか信用されなかった。そのため、誠意を見せるために小指を切り落としたという。また、この歌詞にある【げんまん】は、げんこつ一万回の意味である。約束を破ったら、げんこつで一万回殴って、針を千本飲ます、という恐ろしい制裁の意味がこの歌には込められているのである」

2人の別々の女性から「小指」が送られてきたのだがどうしよう・・・・
どちらかと結婚すると、もう一方から制裁を受けるのか・・・

ドンドンドンドン・・・・・

ドアをたたく音はいっそう激しくなっている
おそらくドアを叩いてる者が2人になったのだろう
最後の桜金造の話は自身の体験であり強烈だ。彼が夏休みのイベントで海へ行った時のこと。前日からホテルに泊まり桜金造の部屋から真夜中の海をマネージャーと2人で見ていた。すると暗くて見えないはずの海を白い人影が凄い速さで泳いでいるのだ。「なんだあれ?」と目で追っていると方向を変えてこちらへやってくるではないか。

「おいおいっ! こっちに来るの?」と怖くなったので彼はそのとなりのマネージャーの部屋に移った。やがて隣の部屋、つまり金造の部屋から“ドンドン、ドンドンッ”と壁を叩く音がするのだ。金造もマネージャーも怖かったが、なす術もなくビールを飲んで布団を被るとうつらうつらしてしまった。

ふと気づくとマネージャーがうなされていた。しかもよく見ると彼は宙に浮いていたのだ。金造は手を伸ばして彼を起こそうとしたが金縛りにあったように動けなかったという。そして彼もそのまま落ちてしまったのである。

朝が来て目覚めると、とにかく急いでイベント会場に行った。彼らは現地の関係者から「この海は遠浅なので海難事故はないが、以前に酒を飲んで夜中に泳いだ学生が行方不明になったことがある」と聞いた。そこで昨夜の出来事はその学生が泳いできたのではないかと思い当たったのだ
俺が子供の頃の話なんだけど。

俺は山の中の小さな村に住んでて、家から少し離れた所に爺ちゃんが住んでた。
その爺ちゃんは、今で言うお払いみたいなことをしていて、
狐憑きや村で切れない木があるとの爺ちゃんに頼っていた。

俺はそんな爺ちゃんに憧れ、よく家に遊びにいってた。
そんなある日、いつものように爺ちゃんの家に行き、縁側で喋ってた。

「俺も大きくなったら爺ちゃんみたいになりたい」
目に見えない者を倒す爺ちゃんは、ヒーローそのものだった。
だけど爺ちゃんは
「やめとけ、こんな事をしても何の得にもなりゃせん・・・お師さんもそうじゃった。」
広い庭を見渡し
「もうここまで来よった・・・わしもそろそろか・・・」
と呟いていた。

それから数ヶ月した頃、学校の帰り道で爺ちゃんに会った。
爺ちゃんは田んぼの中を四つ足でグルグル歩き回り、蛙を捕まえ食べていた。
爺ちゃんの目はギョロギョロしていて、舌はだらしなく垂れ下がり口の周りは泥だらけだった。
あまりの光景に俺は怖くて動けずに、ただ見ていた。
そして爺ちゃんが俺に気づくと低い唸り声をあげた。

俺は走って逃げ、親に爺ちゃんのことを告げた

それから数日して爺ちゃんは死んだ。

葬式の時、大人は爺ちゃんの顔を見ることを許してくれなかった。

それから少したって爺ちゃんの家で、日記を見つけた。
それは爺ちゃんのお師さんが、死んだ時のことが書かれていた。

お師さんの身体が弱くなるにつれ、力も弱なっとる。祓ってもきりがない。
どこからともなく物の怪が現れ、お師さんに入り込む。
苦しんで絶命した時は、恐ろしい形相だった。

こういう事に携わってると奴らから怨まれるのは当然・・・
力を無くした時に、復讐にくる。
わしも同じ目に合うのだろうか。

俺は爺ちゃんが縁側で話したことを理解した。

向こうから見れば、爺ちゃんは敵で、
祓い逃した奴や人間に悪さをする奴は、いつまでも復讐の時を待っている。
そしてお払いをする人間の最期は静かに死ねないという事を・・・
葬儀の仕事は大抵父と祖父が受け持っているのだが、
今回は2つ仕事が重なったこともあって兄が火葬の仕事を手伝うことになった。
兄は困惑した面持ちで父と共に火葬場へと車を走らせていった。
兄の帰りを待っていると、 予定よりも1時間ほど早く兄だけが帰還してきた。
顔面蒼白だったが、兄は貧血をよく起こす体質だったのであえて触れない。
兄は突然嘔吐した

大量の嘔吐物が出てくるんだろうかと思うほど嘔吐していく。
呆気にとられていると、
兄は足を引きずりながらトイレへ走っていった

兄は日を追うごとに痩せていった。
食欲が全く沸かない上に目眩が激しいらしく、
常に何かをブツブツと呟き続けるようになった
耳を澄まして聞いてみると「いる…やべぇ…こえぇ…」
と延々と繰り返していた。
一週間近く続いたので病院へ出向くことになった。

俺が付き添いでついていった。
医者曰く「脳系のアレかもしんないから、検査してみようか」
アレって何だよと思ったが、兄を別室に送り出した。
結構な時間を待たされ、ようやく名前を呼ばれる。
医者が二人に増えていた。難しい顔で兄の病状を伝えられた。

人間には脳に無数の神経が走っている。
その中に、C系神経なるものがあるらしい。
C系神経にアドレナリンが分泌されると人間は恐怖や驚きを感じるとのことだ。
兄は常にC系神経が刺激されていたと告げられた。

なんでそんな状態になったんだよ…と思った時、
脳内の輪切り?レントゲン?みたいな写真を見せられた。
C系神経のところを棒で指されると、何となくその原因を感じ取った。
C系神経に、禍々しい模様をした何かが広がっていた。
奴だ。一瞬で察知する。

医者は他の病院の招待状を書くと言っていたが断った。
急いで兄を徐霊で有名な寺へ連れて行き、お祓いしてもらった。
結果として、兄は元気を取り戻した。
火葬で何か悪いものを拾ってきたのだろうと思う。
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